北斗寺(ほくとじ)は、つくば市栗原にある北斗七星を祀った寺である。 821年(弘仁12年)に最仙上人が妙見菩薩を本尊として堂宇を建立したのが始まりといわれている。 妙見菩薩は北斗七星を司り、商売繁盛、学業成就、勝負開運に御利益があるとして「妙見さま」の名で信仰されてきた。
当初は栗原台にあったが、鎌倉時代に小田に移り、その後さらに土浦市藤沢や田土部に移ったあと、1659年(万治2年)に現在の場所に本堂が建立された。現在の本堂は、1720年(元禄16年)に再建されたものである。
毎年、旧正月に (旧1月7日、現在の2月中旬) とり行われる星祭りは、勝負事にご利益があるといわれ,商売繁盛,合格祈願を願う人々で賑わう。